2015年10月4日日曜日

気持ちよく旅するために、リキシャ―には多めに支払う

■ チップという習慣のない日本

日本ではあらゆる商品・サービスに決まった価格がついてるので、交渉で価格を決定することがありません。だからインドに行って交渉で価格を決めるシーンになると、ぼったくられないように安く安く済ませようとしてしまう事があります。

5年前、僕はインドでバックパッカーしているときは必至に値切りまくって、1ルピーでも安い方法を選択し、1ルピーでも安くリキシャ―に乗ろうとしていました。あの頃はお金がなかったですからね。

しかし今社会人になって決まった給料をもらい、ある程度お金を持つようになると気持ちが変わっていて、リキシャ―の値段があまり気にならなくなりました。だいたいどこに行くにしても100ルピー~200ルピーぐらいならOKって感じです。

アーグラのリキシャ―がその日の行程を終えて支払のときに、「Are you happy?」と聞いてきました。旅していると何回か聞かれるかもしれませんね。そして彼らは「you are happy, I am happy」みたいに言ってきます。彼は「あなたも私も両方happyで始めて本当にhappyなんだよ」と言いたいようです。

今回、インドについて最初の頃は、ケチケチ習慣が抜けずに割ときっちり値切っていたのですが、そういうのに疲れて「もう何ルピーでもいいや」って思い始めて、気前よくリキシャ―に支払うようになって、リキシャ―ワーラーの表情も変わっていきました。

タージマハルを見ている間、アーグラ城を見ている間、彼は待っているので、待たせる前に50ルピーぐらい渡して「これで何か食べてくれ」って言うと彼は喜びました。その日の行程が終わった後、トータルで5時間ぐらい待たせていたので、100ルピーチップを渡しました。すると彼は「I'm lucky」と言って、とてもhappyそうにしてくれました。それによって僕は、今日彼に運転してもらってよかったな~とほっこりした気分で宿に戻ることができました。

まあ、追加でお金をもらったので喜ぶのは当たり前かもしれませんが、それ以上にお金を多めに支払うことで、自分も気が楽になってなんかリッチになった心地好い感じがしていることに気づきました。


それ以降、自分はリキシャ―に乗るたびに50ルピーぐらい多めに支払うようになりました。






■リキシャ―と喧嘩してるようじゃダメだよ

アーグラの安宿があるタージマハル南門周辺から、マターブ・バーグまではリキシャーで100ルピー~150ルピーが相場なのですが、マターブ・バーグからの帰り、とある日本人がもめていました。

彼は往復150ルピーのつもりだったようですが、リキシャ―ワーラーからすると片道150ルピーと主張しているようです。よくある話ですね。
そういう事にならないように、リキシャ―に乗りこむ前に片道か往復なのかはっきりしておくのがインドの歩き方なのですが、僕は「別に帰りも150ルピーぐらい払ってあげたらええやん。」と思いました。もめてリキシャ―ワーラーと喧嘩している彼がかっこ悪く見えました。

自分の乗ってきたリキシャ―ワーラーに、彼らの仲裁をするようにお願いされたのですが、「It's their problem!」と言って関わらないことにしました。他人の問題にまで足をつっこむ必要がない事を僕はこのところ学んでいたからです。もし仲裁に入っていたら、彼に150ルピー支払うように言うか、自分が彼の代わりに100ルピーぐらいそのリキシャ―ワーラーに差し出していたでしょう。

リキシャ―ワーラーの身になってみてください。宿からマターブ・バーグまで約10分、着いてからお客が日没後戻ってくるまで約2時間、その後また宿まで約10分、合計2時間半を費やしているわけです。それで150ルピー≒300円て、そりゃ生活できひんよ。もうちょっと儲けさせてあげたいですよね。

■どんどんお金を出して豊かになろう
 
バラナシでプジャを見ていると女の子2人が金くれ金くれ言ってきました。僕はお金を取り出そうとしたのですが、現地のインド人が追い払ってしまいました。
バラナシでいろんなとこ歩いて「この子のミルク買いたい」と言い回っているママ。ゴールデンロッジ前の細い路地でも会いました。完全に施しだけで生きてるのでしょうか。




インドは貧しい暮らしをしている人が沢山いて、旅のいろんなところで出会う事になります。そんな時は心よく10~100ルピーぐらい、お小遣いをあげる気持ちで差し出しましょう。僕は楽しい旅を提供してくれるインドという国に恩返しするつもりで、いつもポケットに入っている小さい額のお札を渡していました。

お金を渡すたびに、自分って本当は豊かなんだな~と感じることができました。インド人と比べたら日本人は豊かに決まっているのです。インド人には気前よくお金を支払い、貧しい人には積極的に持っているお金を差し出しましょう。多分、インド人も日本人をそういう目で見ています。無償でお金を出すことで豊かさを感じれることを、インドで学ばせてもらいました。

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